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紀伊民報社

奉納芝居の衣装を虫干し コロナ禍で中止続く

杵荒神社の境内で衣装の虫干しをする、奉納芝居のメンバー(12日、和歌山県田辺市中辺路町で)

 和歌山県田辺市中辺路町栗栖川の杵荒(きなら)神社で12日、秋祭りで奉納芝居を実施している役者らが集まり、来年に備えて衣装の虫干しをした=写真。奉納芝居はコロナ禍で昨年から中止が続いており、奉納芝居の実行委員会は「練習ができていないので、伝統を継承する面でも不安がある。2年間できなかった分、来年は活気のある奉納芝居にしたい」と話している。
 杵荒神社では毎年10月の秋祭りで、「寿式三番叟(さんばそう)」や人情劇、時代劇、喜劇などを奉納している。役者や舞台を支える裏方など中辺路町内から30人以上が参加して伝統を引き継いでいるが、新型コロナの影響で2020年と21年の奉納芝居が中止となっていた。
 このため、練習に合わせて実施していた衣装の虫干しも昨年はできなかったことから、芝居のメンバーで親睦を深め、来年の開催を祈念するために神社境内で虫干しを実施したという。
 この日は、100着以上ある衣装のうち、よく使う演目の着物39着を境内に干した。
実行委員会の宮井章実行委員長(54)は「2年間中止が続くと、芝居に対するモチベーションが下がってしまい、メンバーを集めるのも大変になってくる。来年は、参加できる役者にもよるが剣劇や人情劇、喜劇など思い入れのある演目で臨みたい」と話した。

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