夢に挑戦する大切さ伝える
MASAさんの本場のマジックに驚く子どもたち=7日午後、川平小中学校体育館
世界に認められた県出身のマジシャンMASAさんが、八重山の子どもたちへ夢に挑戦する大切さを伝える「夢の種まきプロジェクト~MASAマジック小学校巡回事業」(沖縄タイムス社主催)を7日から3日間の日程で行っている。7日午後、川平小中学校では、同校の児童生徒と明石小学校児童、幼稚園児ら約130人を前に「夢を諦めず、かなうと信じ挑戦して」と語りかけ、本場のマジックで会場を沸かせた。事業は、同社の創刊70周年プレ企画。 MASAさんは、自身のマジシャン人生を振り返り、夢をイメージすることが「夢をかなえるための第一歩」と伝えた。さらに、周囲に笑われても、夢へ向かい信じて進むよう訴えかけ、「BELIEVE(信じる)」という言葉を強調した。 マジックでは、コインやカードの瞬間移動を披露。児童らは、目を丸くして見入った。 将来、ダイビングのインストラクターを夢見る竹原瑚子(ここ)さん=明石小6年=は「泳ぎは得意ではないが、インストラクターになれると信じて、努力したい」と目標を語った。 星海さん=川平中3年=は「自分の夢について考える良い機会になった」と感想を話した。 MASAさんは、テレビで見たマジックパフォーマンスに衝撃をうけ、マジシャンを目指し、米国ハリウッドのAcademy of Magical Arts(通称・マジックキャッスル)で審査に合格。マジックのオリンピック、STROLLING MAGIC SHOWDOWNで日本人初の3位という快挙を達成している。
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