る県漁協宇部岬支店で「一番のり」の品質検査

のりをチェックする検査員ら(11日午前8時55分ごろ、県漁協宇部岬支店横の検査場倉庫で)
県内産ののり生産量約7割を誇る県漁協宇部岬支店で11日朝、今シーズンの「一番のり」の品質検査が行われた。同支店横の検査場倉庫には、柔らかく香りが高い乾のり約15万枚が持ち込まれ、検査員が厳しくチェック。16日に福岡市で行われる初入札会で高値が付くように期待が寄せられている。 乾のりは宇部岬と藤曲浦の生産者が寄せた。今年は10月中旬にノリの種が付いたカキ殻を専用のネットに取り付けて種付けし、育苗期を経て今月初旬から刈り取りが始まった。県漁協によると、今シーズンは育苗期に雨が多く、海も適度にしけたため生育は順調だという。 磯の香りに包まれた検査場倉庫内では県漁協の検査員らが、コンベヤーに乗って流れてくる乾のりの束を色、艶などの品質基準に従って最上級の「優上」から「優」「特上」「特」に格付け。係員が等級ごとに乾のりに巻かれた帯封にスタンプを押し、箱詰めしていった。 今シーズンの県内の生産目標は約1200万枚。県漁連販売課の塚本健課長代理は「一番のりは口溶けと香りの良さが魅力。地元の味を皆さんに味わってほしい」と話していた。
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