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紀伊民報社

防災用品の購入急増 地震発生であらためて危機感

ホームセンターに常設されている防災用品コーナー(和歌山県田辺市下万呂で)

 3日に和歌山県の田辺市などで震度4の揺れを観測する地震が発生したのを受け、紀南地方で防災用品への関心が高まっている。田辺市内のホームセンターでも在宅避難用グッズの購入が増えている。

 田辺市下万呂のホームセンターでは、地震直後からカセットコンロ用のガスボンベや簡易トイレ、折り畳み式の飲用水タンクなどを求める人が急増した。簡易トイレで使用する凝固剤、懐中電灯やランタンに使用する乾電池の購入者も多いという。
 一方で、家具の転倒を防止するポールや固定金具などは大きな動きがない。同店では「意識の高い人はすでに固定具のようなハード用品を備えており、消耗品の補充が増えたのではないか」とみている。
 防災用品は日常的な購入者が少なく、メーカーも大量生産していない。そのため、急激に需要が増すとすぐに欠品し、次の入荷まで時間がかかることが多いという。
 同店ではレジの後ろに防災用品コーナーを常設。日頃からの備えを呼び掛けている。
 アウトドア用品も防災に役立つものが多い。田辺市下万呂のアウトドアショップでも太陽光で充電するランタンや、水や湯をかけるだけで食べられる保存食などを販売している。店主は「実際にキャンプなどで使いながら、災害に備えてほしい」と話している。
 水と食料の備蓄は、最低3日分、できれば1週間分程度が推奨されている。水は1人1日3リットルが目安で、大人2人だと3日分だけでも18リットルにもなる。
 備蓄のこつとして、専門家などが薦めているのが「ローリングストック」。普段から日持ちする飲み物や食糧、日用品は多めに買い置きしておいて、賞味期限の近づいたものから使って、その分を買い足すと必要な量を無理なく備蓄できるという。
 3日の紀伊水道を震源とする地震では、御坊市で震度5弱を観測。同日に山梨県東部を震源とする震度5弱の地震があったほか、以降も全国各地で震度3以上の地震が頻発している。

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