コロナ禍、途絶えた交流を復活 喜界島 世代超え、初のスポーツ交流会

ミニ運動会などで盛り上がったスポーツ交流会=23日、鹿児島県喜界町の旧坂嶺小学校校庭
鹿児島県喜界町(喜界島)の旧坂嶺小学校で23日、地域のスポーツ交流会が初開催された。旧坂嶺小校区と旧滝川小校区の10集落で構成する中央体協(嶺倉克己体協長)の主催。グラウンド・ゴルフやかけっこなど、和やかに笑顔で交流した。
喜界町では、町民体育祭や島内一周駅伝を地区の体育協会対抗で行っており、練習から本番まで地域住民の交流の機会にもなっている。新型コロナウイルスの影響でスポーツイベントが中止となったことから、少しでも地域の人たちとのコミュニケーションの場を作ろうと企画された。
この日は、午前中のグラウンド・ゴルフ大会に約70人、午後のミニ運動会には約50人が参加した。ミニ運動会では、かけっこや三輪車リレーなど5種目を実施。保護者らがカメラを構えながら子どもたちに声援を送っていた。中高生が幼い子たちをサポートしたり、世代を超えてボールを追い掛けたり、楽しい時間を過ごした。
参加した姉妹の児童は「パン食い競走が難しかったけど、一番でゴールした。よりパンがおいしく感じた」「綱引きが楽しかった。腕が痛くなるくらい引っ張りました」とそれぞれ笑みを浮かべた。
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