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飛行機チャーター修学旅行 帯広三条高が新たな試み

 12月2日に出発する帯広三条高校(合浦英則校長)の2年生の関西方面への修学旅行で、往復ともにとかち帯広空港発着の航空機のチャーター便を使用する。旅行会社によると、修学旅行でのチャーターは十勝では非常に珍しい試み。移動時間を省くことで見学先の自由時間が増える上、空港の人混みを避けられるなどのメリットがあり、コロナ禍で日程にも制限が出がちな修学旅行の新たなスタイルとして注目されそうだ。

昨年度の修学旅行で、大阪のUSJを訪れた帯三条生たち(同校提供)

移動時間短縮・見学時間増
 今回の修学旅行は、2年生約240人が3泊4日で、広島や京都、大阪などを訪れる。チャーター便の利用は、往路が帯広から広島空港、帰路は神戸空港から帯広のルートで計画している。

 一般的に帯広から広島に向かう場合、定期便を乗り継ぐと現地着は夕方ごろになるが、目的地に直行するチャーター便だと昼一番に着き、午後の時間を利用して見学先を増やすことができる。また一般客と同乗することがなく、空港での手続きなども混雑を避けられるため、感染対策としてもメリットが大きい。

 チャーター便を使用しての修学旅行は、旅行を手配したJTB北海道事業部帯広オフィスによると、新型コロナウイルス感染拡大に伴う航空便の便数減少を受けて札幌の高校で少しの事例がある。今回は学校側の要望を受け、同社を通じて航空会社エア・ドゥがチャーター機を手配した。

 デメリットと考えられる定期便利用に比べた料金の差額は、同校の場合は生徒数が多いため、チャーター料金は定期便を使う場合と比べても若干高い程度で収まるという。

 同校の修学旅行はコロナ前は10月に東京、関西に行っていたが、コロナ禍を受けて目的地から東京を外している。昨年度は緊急事態宣言発令の影響で延期され、今年3月に関西方面に行っている。

 2年次主任の後藤陽(あきら)教諭は「昨年の1年生時の宿泊研修が中止となり、2年生にとって最初で最後の宿泊行事。たくさんの思い出を残してほしいので、見学先の時間が増えるのは大変ありがたい」と話している。

昨年度はコロナで涙 1泊減らし順調実施
 新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年度は中止した学校もあった高校修学旅行。感染状況が落ち着いてきた今年度は10月以降、順調に出発している。

 管内高校の修学旅行のシーズンは10~11月。昨年度は、全国的な感染拡大で延期を繰り返し、最終的に中止や、年度をまたいで実施した学校もあった。

 現在は感染状況が落ち着いていることから、10月中旬以降に続々と出発し、すでに半分ほどが終えた。行き先は東京方面を避け、関西が中心。旅程は例年より1泊減らした3泊4日が多い。生徒数が多い帯広市内の高校では、感染対策として、生徒を二つのグループに分けて出発するなどしている。

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