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クロツラヘラサギ飛来 西表で群れ確認

餌を探したり、羽繕いをしたりするクロツラヘラサギの群れ=25日午前9時ごろ、西表島大保良田

 【西表】世界で絶滅が心配され、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類に指定されているクロツラヘラサギが、越冬のため西表島東部地区に飛来している。25日午前、西表製糖工場周辺の水辺で9羽の群れが確認された。

 9羽は羽を休め、羽繕いや水中でヘラ状のくちばしを左右にふりながら魚やカニなどを採食する個体もいた。

 東アジアにのみ生息するクロツラヘラサギは、コウノトリ目トキ科の野鳥。全長約75㌢、体重1.5~2.2㌔。

 4月中旬~7月中旬までが繁殖期。繁殖地近くで過ごした後、10月下旬頃から越冬地への渡りを開始する。朝鮮半島など大陸で繁殖し、国内では九州・山口以南で越冬する。  東アジアの各国、地域は協力して毎年1月に「クロツラヘラサギ世界一斉センサス」の調査を実施。2021年は、5222羽(前年比358羽、7.4%増)が確認された。日本国内では前年より26羽増の570羽、沖縄県内は2羽増の20羽だった。

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