1日から限定販売したオリジナルフレーム切手「西表島の大自然の生き物たち」が西大舛町長(右から2人目)と堀井氏(同3人目)に贈られた＝6日午前、竹富町役場町長室

　日本郵便(株)沖縄支社(本間裕二支社長)が1日から、西表島の亜熱帯ジャングルや希少動植物を題材としたオリジナルフレーム切手「西表島の大自然の生き物たち」の限定販売を開始している。6日午前、竹富町役場で贈呈式が行われ、石垣平真郵便局の本底千明局長らが西大舛髙旬町長と写真提供者のガイド・堀井大輝氏＝西表島＝にオリジナル切手を手渡した。 　同切手の制作は、先島諸島では8種類目。西表大原郵便局の橋本舞局員が撮影した島内の風景とともに、堀井氏が2016年頃から撮りためてきた国指定特別天然記念物のイリオモテヤマネコやイノシシ、ヤシガニなどの姿が並ぶ。 　西大舛町長は「このように良い切手が全国に販売されることで竹富町のPRの機会につながり、ありがたい。最南端の町として、全国の方々に知らせてほしい」と述べた。 　堀井氏は「生き物に負担をかけないよう撮影してきた。日々、趣味で撮りためてきた写真がこのような形になり、とてもうれしい」と話した。 　切手は、82円切手と62円切手が各5枚の計10枚入り1シートで1300円。限定1040シートを郡内全15郵便局と沖縄本島の那覇中央局など4局の計19局で販売。5日からは同社ウェブサイト「郵便局のネットショップ」での取り扱いもスタートした。