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長野日報社

長野県伊那市と伸和コントロールズ 「森林の里親」協定締結

協定書を手に記念写真に納まる白鳥孝伊那市長(右)、伸和コントロールズの幸島宏邦会長(中)、立会人の竹村浩一郎県上伊那地域振興局長

 長野県伊那市は25日、同市に生産拠点を置く精密温調装置メーカーの伸和コントロールズ(川崎市)と「森林(もり)の里親森林整備基本協定」を結んだ。地球温暖化防止にも貢献する森林整備と、住民が自然に親しむ環境づくりを連携して進めるための協定で、千代田湖周辺や鹿嶺高原、市民の森林を対象に2022年度から、県の森林の里親促進事業を活用した具体的な取り組みを始める。

 協定により同社は森林づくりへの支援を通して対象の森林の整備や利活用を推進。市側は協定森林の森林づくりや地域の交流活動などに協力し、適切な森林の管理を進めていく。27年3月末まで有効で、協議の上、継続更新できる。

 調印式は県上伊那地域振興局の竹村浩一郎局長を立会人に市役所で行い、白鳥孝市長と同社の幸島宏邦会長が協定書を交わした。

 同市の説明によると、来年度からは同社からの寄付金により、対象の3カ所で更新伐、間伐を中心に森林づくりを進める計画。千代田湖周辺ではユニバーサルデザインに配慮した歩道整備や湖の水質浄化も予定しているという。白鳥市長は「市民が気軽に自然に親しめる場所になるよう伊那市としても協力していきたい」と述べた。

 来年発足60周年を迎える同社が、企業の社会的責任(CSR)と持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指す取り組みとして同社の循環型経営にも結び付く森林整備への支援を申し出た。幸島会長は「私たちの力は微々たるものだが、そのきっかけになって、伊那市の資源、伊那市の宝物を整備することに会社の事業として取り組んでいく」と話した。

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