
地元産の白ブドウを原料に使用した発泡酒「シャルドネホップ」
地ビールメーカーの南信州ビール(長野県駒ケ根市)は、地元産の白ブドウ「シャルドネ」を原料に使用した「シャルドネホップ」の出荷を25日から始める。白ブドウの香りを十分に生かし、コクとフルーツ感のバランスが調和した発泡酒。初回分として1500本を出荷する予定といい、上伊那地方を中心とする酒販店などで取り扱う。
赤ブドウを使った発泡酒「ヤマソーホップ」に続くフルーツビールとして2年前の商品化。伊那食品工業(伊那市)の子会社「ぱぱな農園」が栽培するシャルドネを原料としている。3年目の今年は9月に収穫されたシャルドネ約500キロを使用した。
同社製造係長の丹羽隆さん(40)によると、昨年は鳥獣被害により白ブドウの収量が減少したが、今年は獣害対策を講じて十分な収量を確保。搾汁の方法を変えたことで「果実のエキスが濃くなり、シャルドネそのものの味わいをより引き出した」といい、昨年よりも「コクがあって重厚感がある」と仕上がりに太鼓判を押す。
アルコール分は8.5%。出荷総数は330ミリリットル瓶換算で3000本弱を見込んでいる。参考小売価格は税込み524円。上伊那地方の酒販店や伊那食品工業関連の店舗で販売するほか、全国のクラフトビールを扱う飲食店などでも提供される。問い合わせは南信州ビール駒ケ岳醸造所(電話0265・85・5777)へ。
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