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北羽新報社

仮想のまちで小学生が社会体験 「しごとーーい のしろ2021」

多種多様な働くブースが並び、小学生が仕事を体験したイベント「しごとーーい」(能代山本広域交流センターで)

 子どもたちに仕事を体験してもらうイベント「しごとーーい のしろ2021」は「勤労感謝の日」の23日、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターで開かれた。仮想の「こどものまち」を舞台に銀行や花屋、アクセサリー屋などのほか、「エネルギー屋」といった趣向を凝らした働くブースも設け、能代山本の小学生約70人が多種多様な仕事を体験し、職種や社会の仕組みに理解を深めた。

 「しごとーーい」はドイツで生まれたキャリア教育プログラム。本県では平成27年から秋田市や羽後町、鹿角市、三種町で開かれている。仮想の「こどものまち」を舞台に子どもが特製のパスポートを手に〝入国〟し、各ブースでさまざまな職業を体験。仕事を終えると「とーい」と呼ばれる通貨がもらえ、会場で利用できる。
 能代市では市地域おこし協力隊の佐藤香蓮さん(29)を実行委員長に実行委を組織し、本番に向けて準備を進めてきた。事前に能代山本の小学生約70人の参加を募り、会場の能代山本広域交流センターの多目的ホール、第1、2研修室の3カ所に計17の体験ブースを設置。「こどものまち」のため保護者の入場は不可とし、ボランティアやスタッフ約50人が運営に当たった。
 受付でスタッフから「何をしに来ましたか」と聞かれた小学生は「仕事をしに来ました」と元気に答えて会場入り。さまざまなブースを歩いて回り、お気に入りの仕事を見つけて体験した。
 会場には、とーいを預ける銀行、税金を納める税務署、ミニブーケを手作りして販売する花屋といった定番のブースに加え、ジーンズ生地をミシンで裁断するなどしてコースターやガーランドを作る縫製工場、各ブースに必要物資を届ける運送業など趣向を凝らしたブースも設置。能代ロケット実験場の協力を得て傘袋などでロケットを作って飛ばす「JAXAのしろ宇宙研究所」、東北電力秋田支店による発電自転車で電気を起こす「エネルギー屋」といった能代らしい仕事も設けた。
 子どもたちは仕事を終えると対価として時給・成果給のとーいを受け取り、自分で稼いだとーいで買い物も楽しんだ。一定の税金を納めるとフリースローや射的を体験できるブースが新たに登場し、楽しい仕掛けも参加者を喜ばせた。
 髙橋明香里さん(能代市第四5年)は「いろいろな体験ができてとても楽しい。これからもイベントを続けてほしい」と話し、近藤孜龍君(三種町琴丘3年)は「ロケットを飛ばすのが難しかったけれど楽しかった。大人になったらものを作るお仕事がしたいから、いろいろなものを作れて良かった」と笑顔を見せた。
 佐藤実行委員長は「子どもたちに楽しんでもらえるようなイベントを開きたいと思っていたので、コロナの状況が落ち着き、無事に開催できて安心した。これからも継続し、働くことの大切さや楽しさに触れてもらえる機会にしていきたい」と話した。

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