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韓国で世界に「弓文化」披露

パソコンや資料で、山脇市長に大会での様子を報告する渡邉さん(右)=豊川市役所で

 先月13日から4日間、韓国・イエチェン市で開かれた「イエチェンワールドアーチェリーフェスティバル」に日本代表として参加した豊川市の団体「三河日置流雪荷派(みかわへきりゅうせっかは)」(山本良輔師範)が6日、市役所を訪れ、山脇実市長に「日本伝統弓術連盟」を設立したことなどを報告した。  大会には世界24カ国から弓文化を継承する団体が参加し、最初の3日間に弓術の実演パフォーマンスを披露し合った。最終日の16日に行われた国際会議で、弓文化のユネスコ文化遺産登録を目指すための世界組織「ワールド・トラディショナル・アーチェリー・アソシエーション」が設立。“日本支部”として日本伝統弓術連盟が同時に発足され、三河日置流雪荷派の渡邉二朗さん(65)が代表に就任した。  室町時代に派生した日置流は明治に衰退したが、雪荷派メンバーは牛久保八幡社で稽古を行い、各地の祭事で弓術を披露するなど普及に努めている。期間中、渡邉さんは世界からの出場者に「日本の弓文化に関して」の演題で講演した。連盟としては流派を問わずに会員を増やし、日本の弓文化の発展に尽力する。  交流した海外の参加者から、オーストリアやドイツでは弓文化がなくなり、復元に苦慮していることを聞かされた渡邉さんは「日本も他人事ではない。責任を持って伝統や文化を残していく必要があることを再認識した」。若手後継者として期待される牧野陽太さん(24)も「世界の国にそれぞれ文化があり、比較して見えてくるものもあった」と振り返った。  山脇市長には組織設立を記念した矢じり形のメダルを披露し、ボールペンを贈呈した。

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