ゲレンデ待ち遠しい スキー用品店手入れ大忙し 上士幌

スノーボードのチューンアップを行う佐々木さん。機械も使うが、精密な手作業が多い
ウインタースポーツシーズンの幕開けを間近に控え、十勝管内のスキー用品などを扱う店では、スキーやスノーボードを整備して滑りを良くする「チューンアップ」の依頼で訪れる人が増えている。
上士幌町の「佐々木スポーツ」(上士幌東3線)でも今月から作業を本格化させ、店を営む佐々木也寸志さん(63)が丁寧に仕上げている。持ち込まれるのは子ども用のものから、競技選手が使う本格的なものまで幅広い。滑走面の傷を修復して粗削りすることから始まり、エッジ(刃)の調整、ワックスの塗布など工程は多岐にわたる。
チューンアップを始めて33年という佐々木さん。「同メーカーの同一モデルでも、同じ板は一つもない」と言い、板の特徴を見極めながら加工する。
「お客さんに喜んでもらうことが一番。“ちゃちゃっと”仕上げるということはできない。自分でも納得できるものを手渡したい」と、思いを込めて作業台に向かっている。
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