インドゾウのナナの前で記念写真を撮る来園者

　おびひろ動物園(柚原和敏園長)の夏季開園が5日、終了した。開園時刻の午前9時半の気温は4．4度と肌寒かったものの、3連休最終日ということもあり、大勢の家族連れらでにぎわった。

　この日は約30人が開園と同時に入場した。子どもたちは帽子と手袋などでしっかり防寒し、トラやサルなど目当ての動物を見て回った。観覧車や機関車など遊具を楽しむ姿もあった。帯広畜産大の動物園ボランティア「ZooFul」のクイズラリーや、飼育員によるスポットガイドも人気だった。空知管内月形町から祖母、両親と訪れた女児は「クイズは2カ所回って、どっちも正解だったからうれしい。サルがかわいかった」と初めてのおびひろ動物園を満喫した様子だった。

　冬季開園は12月2日から始まり、来年2月25日まで土・日曜と祝日に開園する。