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長野日報社

長野県伊那市中条の天庄2遺跡 発掘現場を見学

伊那市教委の濱慎一学芸員(右)の解説を受けながら太陽光パネル下の発掘現場を見学する参加者

 長野県伊那市教育委員会は13日、同市西箕輪中条の天庄2遺跡の発掘調査現地説明会を開いた。同遺跡からはこれまでに縄文時代中期の竪穴住居跡や土器などが多数出土。市内外から大勢の考古学ファンが訪れ、発掘調査の成果を見学した。

 太陽光発電施設の建設に伴い行っている調査で、建設予定地が埋蔵文化財包蔵地だったにもかかわらず、市に提出された届け出と異なる工事が行われ、埋蔵文化財が損傷した問題を受けて実施。太陽光パネル下とパネル外側の盛り土部分のかご枠設置工事を対象に行った。

 参加者は市教委の濱慎一学芸員の案内で太陽光パネル下と盛り土部分の発掘現場を見学。太陽光パネル下から3軒、盛り土部分から3軒の竪穴住居跡が見つかっているほか、土器や炉の跡なども出土しており、濱学芸員は「狭い範囲に重なり合うように住居がつくられている。山際で水があり、南向きで日当たりがいい。縄文人にとって住みやすい場所だったのではないか」と指摘した。

 西箕輪の中学3年の女性は「遺跡を見るのは初めて。近くに遺跡があることが分かり、うれしい」。市内から訪れた70代の女性は「土器の文様から祭祀にも使われていたのではないかという解説が興味深かった。遺跡の保存と開発は相反する問題で仕方がない面もあるが、崖のような所に発電所を造るのは心配」と話していた。

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