カーブを駆け抜けるラリーカー＝新城市の鬼久保ふれあい広場で

　モータースポーツの全日本ラリー選手権第9戦「新城ラリー2017」(同実行委員会主催)が4日、新城市の県営新城総合公園をメイン会場に始まった。同公園と鬼久保ふれあい広場では大勢のファンが見守る中、ラリーカー64台の迫力あるドライビングを見守った。 　ラリーはこの日、同公園と広場と一般公開されたコースと、「ほうらいせん一念不動」「雁峰北」の林道コースの計4カ所で各2本ずつ走り、走行時間を競い合った。 　作手地区の鬼久保ふれあい広場内では鋭角なコーナーと起伏ある坂道を登る長さ6・6キロコースが設けられた。観客はコーナー付近でスリップ音や砂煙をあげて曲がるマシーンに釘付けとなり、カメラで撮影した。 　一方、公園内でも760メートルのコースが設けられたほか、カートによるレース、芝生広場では歴代のラリーカー展示やシートなど関連パーツの展示会も行われ、ファンらが記念撮影や試乗体験をした。 　同公園と広場の両会場では5日にもラリーとTGRチャレンジが行われる。