降雪シーズンを前に国道の除雪訓練

除雪トラックを走らせる参加者(宮野除雪基地で)
降雪シーズンを前に、国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所は2日、山口市宮野上の山口国道維持出張所宮野除雪基地で除雪訓練を行った。
同事務所と災害に関する協定を結ぶ県内の建設会社など11業者22人が訓練に参加し、除雪トラックの操作方法や、雪で立ち往生した車両の移動手順などを学んだ。
除雪トラックの走行時の注意点として、石山建設の担当者が「除雪板を側溝やマンホールに引っかけると破損の原因になる。周囲の安全確認をしながら作業に当たってほしい」と呼び掛けた。
参加者の一部は実際に路上に出て除雪トラックを走らせ、操作を習得した。
同出張所は5台の除雪トラックを所有しており、昨シーズンの管内の出動日数は11日だった。井上智所長は「作業に慣れ、本番に生かしてもらえたら。交通が途絶したり、車がスリップしたりすることがないよう対応したい」と話していた。
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