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長野日報社

地元活性化や通学路に意見 長野県辰野町で中学生模擬議会

「ほたるの里中学生議会」で町理事者らへ積極的に質問する生徒

 長野県辰野町議会(岩田清議長)は1日、辰野中学校と同町・塩尻市組合立両小野中学校の3年生を対象にした模擬議会「ほたるの里中学生議会」を町役場議場で開いた。両校の代表生徒10人が議員役を務め、町理事者らに“一般質問”。地域活性化や通学路の安全対策などについて、中学生の目線で率直に意見をぶつけた。

 中学生議会は3回目。昨年夏、次世代に政治への関心を持ってもらおうと10年ぶりに開いたところ、学校や町から好評を得たことから継続版を企画。今回は事前に両校で町議が出前授業を行うなど、基礎知識や質問内容の充実を図りながら準備してきた。

 生徒は1人8分の持ち時間で質問。学校近くの交差点のスクランブル化による安全対策、JR辰野駅や下辰野商店街の活性化策のほか、住民アンケートを通じてコース選定する町内周遊バス運行などの考え方も織り交ぜて、町の対応をただした。

 辰野中の生徒(15)は、地球温暖化に配慮したまちづくりへ「公共施設に植物プランターを置き、壁面緑化などの対策を」と提案。武居保男町長は「第6次総合計画に蛍が飛び交う自然環境保護を掲げており、良い発想」と答弁。担当課長が「来年度にも役場で試したい」と取り入れる方針を示した。

 質問後、「自分の意見をしっかり伝えることで、町の仕組みを少しでも変えていけると感じた。学校の仲間にも今回の経験を紹介したい」と話していた。

 岩田議長は「若者らしい視点で分かりやすい質問が多かった。議会を身近に感じてもらうきっかけになったのでは」と述べた。

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