ストリートピアノが苫小牧初お目見え MEGAドン苫小牧店で7日から開放
誰でも自由に弾くことができる「ストリートピアノ」が7日、苫小牧市木場町の商業施設MEGAドン・キホーテ苫小牧店2階ホールにお目見えする。市民団体のとまこまいふれあい広場推進委員会(北春夫委員長)による取り組みで、ストリートピアノの設置では市内初という。

「まちなかふれあいピアノ」開放に向けた準備をする関係者
ストリートピアノは商業施設や駅、空港といった公共の場に設置され、訪れた人が自由に演奏できるピアノの総称。音楽を通じた人と人の心の触れ合いを目的に近年、世界各地に置かれている。
推進委は、市民に障害や福祉への理解を深めてもらうイベント「とまこまいふれあい広場」を毎年開催してきたが、新型コロナウイルスの影響で昨年、今年と2年連続で中止。音楽発表や雑貨販売、ボランティア体験などを盛り込んだ同イベントの代替事業としてストリートピアノ設置が企画された。
推進委のメンバーを通じ、市民から家庭で不要になったアップライトピアノが寄贈され、同店の全面協力で実現した。
10月28日、寄贈元の市民の自宅から、同店2階ホールにピアノを移動。7日からの開放に向けて現在、調律などの準備を進めている。
同委員会は「まちなかふれあいピアノ」と命名し、北委員長は「音楽好きな人たちが触れ合う場になれば」と期待。矢嶋翼顧問は「皆さんに積極的に使ってもらうことで、音楽あふれるまちづくりにもつながれば」と話す。
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