鹿ノ川海岸を清掃 八重山環境ネットワーク ごみ袋150袋分回収

ビーチクリーン終了後、笑顔を見せる参加者=20日、鹿ノ川海岸(八重山環境ネットワーク事務局提供)

回収したごみの分別状況を確認する参加者ら=20日、鹿ノ川海岸(八重山環境ネットワーク事務局提供)
八重山地区の海洋環境保全推進活動を行う団体「八重山環境ネットワーク」(池田元会長、会員36団体・個人7人)は20日、海洋環境保全に関する普及啓発活動の一環で、西表島鹿ノ川海岸約300㍍を清掃した。石垣・西表地区から計33人の会員が参加し、1日でごみ袋(45㍑)約150袋分を回収した。
漂着ごみの内訳は▽プラスチック類96袋▽漁具・ロープ18袋▽ブイ13袋▽ペットボトル9袋▽電化製品5袋▽発泡スチロール3・5袋▽ガラス製品2袋▽電球▽缶類▽危険缶類▽金属製品―など。
回収したペットボトル計472本のうち、国別では▽ベトナム56本▽中国42本▽フィリピン8本▽台湾8本▽マレーシア7本▽タイ5本▽インドネシア3本▽日本2本▽シンガポール1本―などとなった。
同海岸は、西表島の中でも訪れる人が少ない陸の孤島で、ウミガメの産卵地としても知られている。
同ネットワークは、石垣市、竹富町、与那国町とその周辺海域で海洋環境保全に取り組む行政機関、団体、個人の連携や協力を目的に2002年3月に設立された。
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