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「伝泊」がグッドデザイン金賞 「島の自然と対話」がコンセプト 地域資源の持続可能な活用評価

グッドデザイン金賞を受賞した宿泊施設(提供写真)

 奄美イノベーション(山下保博代表)が運営する鹿児島県奄美市笠利町の高級リゾート宿泊施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」がこのほど、2021年度グッドデザイン金賞(日本デザイン振興会主催)を受賞した。「島の自然と対話する」をコンセプトにしたデザインと地域資源の持続的な活用を目指す「伝泊」の取り組みが高く評価された。

 同賞は暮らしの質の向上や課題の解決などにデザインを生かすことを目的に毎年実施されている。受賞対象には優れたデザインを象徴する「Gマーク」が贈られる。

 「伝泊」は奄美市笠利町屋仁集落出身で建築家の山下さんが2016年に始めた取り組み。古民家、リゾート・ヴィラ、ホテルの3種類の宿泊施設を展開し、空き家問題の解決や集落の活性化を図る。奄美のゆったりとした日常や文化の体験プログラムなどを通して観光客と地元住民の交流を促している。

 「伝泊 The Beachfront MIJORA」は窓に一枚ガラスを使用。目の前に広がるビーチを一望できる設計となっている。地元住民と同施設が協力して浜辺の清掃活動も実施しており、宿泊客も参加できる。

 金賞の受賞は奄美大島では初。山下さんは「建築だけでなくまちづくりとして本取り組みを評価していただけたことをうれしく思います」とコメントした。

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