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長野日報社

高精細に作品再現 「ブッダと白隠禅師展」長野県内初開催 富士見町

富士見町立沢の夢宙紘園で開催している「ブッダと白隠禅師展」。24日はオープニング式典を行った

長野県富士見町立沢にある諏訪マタニティークリニック保養施設「夢宙紘園」で、「ブッダと白隠禅師展」が開かれている。ブッダ聖地で撮影された精美な写真12点と、江戸中期の禅僧・白隠慧鶴の書画44点で構成する巡回展で、県内初開催。44点は白隠禅師の肉筆書画を京都大学開発の高精細スキャン技術で複製した作品で、絵に添えた言葉「賛」の意味も解説する。31日まで。

禅師の書画は、菩提寺の松蔭寺(静岡県沼津市)、「美術の殿様」と称される細川護立が設立した永青文庫(東京都文京区)の所蔵品から厳選した。京大開発のシステムを導入し、美術印刷会社で原書画をデータ化、和紙へ印刷した。「実物と見まごう優れた再現」という。迫力、慈悲心があふれる書画を全7章に分類して展示。解説文で書画の示す意味を正確に伝える。

インド独立75周年と日印国交樹立70周年を記念した展覧会。ブッダの生涯にまつわる仏跡地や仏像などを撮り続けてきたカメラマン丸山勇氏の写真も飾っている。

24日のオープニングには同クリニック(下諏訪町)の根津八紘院長、富士見町の名取重治町長らが出席。展示解説した日印文化交流ネットワークの堀内伸二事務局長は、コロナ禍や若者の自殺、気候変動など不安定な世相と現代の社会問題に触れ、「このような時だからこそ、禅師の書画などに触れ、不安を大安心に転じていただければ。子どもたちもぜひ見てほしい」と望んでいた。   公開時間は午前10時~午後4時。入場無料。問い合わせは同施設(電話0266・62・9336)へ。

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