ハクチョウの大群 羽休め 幕別の畑
デントコーン畑で羽を休めるハクチョウの大群(町札内稔町)
幕別町札内稔町のデントコーン畑で、数百羽のオオハクチョウが羽を休めている。畑を所有する酪農業の白木隆さん(71)は「300羽以上いる。20年ほど前からハクチョウは飛来してくるがこれだけの数は初めて」と“春の使者”の大群に驚いている。
白木さんによれば、冬場から20~50羽が飛来していたが、3月25日ごろからその数が急増した。
雪解けによる大きな水たまりのある畑で落ちているデントコーンをついばみ、時折羽を広げては「コォー、コォー」と甲高い声を響かせている。ここ数日は午前中に大群が集まり、昼すぎから次々と飛び立って、夕方にはほとんどいなくなるサイクルを繰り返しているという。
日本に飛来するオオハクチョウは北海道や東北地方などで越冬し、春の訪れとともにシベリア方面へ北上する。白木さんは「居心地がいいのかな。ハクチョウに聞いてみないと分からないけど」と苦笑いを浮かべていた。
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