全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

ナキウサギが泣いている 踏まれ餌の植物枯れる 鹿追

 鹿追町の大雪山国立公園内にある然別湖周辺や山あいの場所で、愛らしい姿で人気のエゾナキウサギを一目見ようと、今年も多くの人が訪れている。ただ人気の一方で、訪問者の増加とともに、ナキウサギの餌になる植物が枯れてしまう事態も確認されている。貴重な動植物の生態に影響を与えるような行動に、関係機関は注意を呼び掛けている。

以前は岩と岩の間に生えた植物が、踏まれることで枯れて茶色の地面がむき出しになっている(9月、とかち鹿追ジオパーク・松本宏樹さん提供)

ガレ場に入らないで
 同町内では、「生きた化石」とも呼ばれファンの多い、エゾナキウサギが生息している。「ガレ場」といわれるごつごつとした岩場で、周辺の草花などを食べながら生息している。

 しかし、ガレ場ではここ数年、餌になる植物が踏まれて枯れてしまう事態が確認されるようになってきた。とかち鹿追ジオパークの担当者は、「ガレ場の植物はみるみるうちに減っている」と影響の広がりを危惧している。

 ナキウサギの生息地に観察や撮影目的などで立ち入る人が増え、植物が踏みつけられたり、草花の上に荷物を置いたりすることが原因と考えられる。岩をたたいたり、餌を与えたりといった行動のほか、撮影に訪れた人同士のトラブルも報告されるという。

植物に囲まれて過ごすナキウサギ

 関係機関も、人通りがある場所とガレ場の境目に案内ロープを張り、注意文書を掲示する対策を行っている。「ガレ場には入らない」「見つけても近づかない」「餌をあげない」「ゴミを捨てない」と呼び掛けているが、立ち入り禁止などの規制はできないことから、訪れる人たちのモラルに頼る部分が大きい。

 野生動物と適切な距離感や、公園内での基本的なマナー順守が求められていて、同町役場ジオパーク推進課の大西潤主査は「山登りの際であれば、登山道を外れないようにするといったマナー、モラルを守って観察してほしい」と話している。

関連記事

豊川の匹田さんが8月1日にセブ島で留学アカデミーを開校

 フィリピンのリゾート地セブ島で、豊川市赤坂町の匹田美由紀さん(45)が、短期留学が可能な留学アカデミー校「オガールイングリッシュアカデミー」を8月1日に開校する。異文化体験を通して、考える力...

釧路新聞社

赤ちゃんの成長願い「泣き相撲」【釧路市】

 厳島神社(菊池吉郎宮司)例大祭最終日の14日、子供の健やかな成長を願う「赤ちゃん泣き相撲」が同神社で行われた。釧路管内から生後6カ月~2歳半の赤ちゃん60人と保護者が参加し、元気な泣き声を境内に...

長野日報社

国道361号の電柱地中化完了 長野県伊那市高遠町

 長野県伊那市高遠町の商店街「ご城下通り」に林立していた30本余りの電柱と電線がなくなり、広い空とそぞろ歩きが楽しめる城下町の景観がお目見えした。県伊那建設事務所が2016年度から進めていた国道...

荘内日報社

夏山登山者迎えるニッコウキスゲ 月山8合目

 鶴岡市羽黒町の月山8合目付近に広がる弥陀ケ原で、夏の訪れを告げるニッコウキスゲが見頃を迎え、多くの草花と共に登山客の心を癒やしている。  弥陀ケ原は月山の標高約1400メートル地点にある日本有数...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク