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ナキウサギが泣いている 踏まれ餌の植物枯れる 鹿追

 鹿追町の大雪山国立公園内にある然別湖周辺や山あいの場所で、愛らしい姿で人気のエゾナキウサギを一目見ようと、今年も多くの人が訪れている。ただ人気の一方で、訪問者の増加とともに、ナキウサギの餌になる植物が枯れてしまう事態も確認されている。貴重な動植物の生態に影響を与えるような行動に、関係機関は注意を呼び掛けている。

以前は岩と岩の間に生えた植物が、踏まれることで枯れて茶色の地面がむき出しになっている(9月、とかち鹿追ジオパーク・松本宏樹さん提供)

ガレ場に入らないで
 同町内では、「生きた化石」とも呼ばれファンの多い、エゾナキウサギが生息している。「ガレ場」といわれるごつごつとした岩場で、周辺の草花などを食べながら生息している。

 しかし、ガレ場ではここ数年、餌になる植物が踏まれて枯れてしまう事態が確認されるようになってきた。とかち鹿追ジオパークの担当者は、「ガレ場の植物はみるみるうちに減っている」と影響の広がりを危惧している。

 ナキウサギの生息地に観察や撮影目的などで立ち入る人が増え、植物が踏みつけられたり、草花の上に荷物を置いたりすることが原因と考えられる。岩をたたいたり、餌を与えたりといった行動のほか、撮影に訪れた人同士のトラブルも報告されるという。

植物に囲まれて過ごすナキウサギ

 関係機関も、人通りがある場所とガレ場の境目に案内ロープを張り、注意文書を掲示する対策を行っている。「ガレ場には入らない」「見つけても近づかない」「餌をあげない」「ゴミを捨てない」と呼び掛けているが、立ち入り禁止などの規制はできないことから、訪れる人たちのモラルに頼る部分が大きい。

 野生動物と適切な距離感や、公園内での基本的なマナー順守が求められていて、同町役場ジオパーク推進課の大西潤主査は「山登りの際であれば、登山道を外れないようにするといったマナー、モラルを守って観察してほしい」と話している。

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