ヤクルトが小森選手に指名のあいさつ

ドラフト会場入館IDを手にする小森選手(左から2人目、宇部工高で)
11日のプロ野球ドラフト会議でヤクルトから4位指名された宇部工高の小森航大郎選手(3年)が16日、同校で球団スカウトから指名のあいさつを受けた。「球団の方とお会いし、徐々に実感が湧き始めた。1番ショートで勝負できる選手を目指す」と意気込んでいる。 橿渕(かしぶち)聡スカウトデスク(47)と押尾健一スカウト(50)が訪問。上位指名に至った経緯や今後のスケジュールを小森選手に伝え、高津臣吾監督(52)が「神宮で会おう」と書き込んだドラフト会議のIDパスカードを手渡した。 橿渕スカウトデスクは小森選手に対し、足の速さとパワフルなバッティングを評価。加えて、類いまれなリーダーシップと人間性、野球に取り組む姿勢が、必ずチームに良い影響を与えると称賛した。 ヤクルトでは左打ちの内野手が多く、右の遊撃手は希少性が高いと強調。「将来的には走攻守すべてにおいてチームをけん引する存在に」と期待を寄せた。また、入団後の方針については3年間育成し、4年後には1軍定着を目指すプランだという。 ドラフト後、小森選手の元には1500件を超える祝福のメールが届いた。「多くの人に応援していただき感謝。謙虚に、ひたむきに泥臭く野球と向き合い、一日も早くファンの皆さんに1軍で活躍する姿を見てもらいたい。そしていずれは世界一のショートに」と決意を表明。プロの舞台でもまずは地に足を着け、大きな夢への土台を築いていく。 順調に交渉が進めば11月中旬に仮契約し、12月10日に東京で行われる新入団発表会見に臨む。
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