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長野日報社

長野県岡谷市でワーケーション 補助制度利用の県外企業受け入れ実現

コワーキングスペースでテレワークに取り組むイトーキの社員。パソコンの画面越しにリモートでやり取りをする姿もあった=長野県岡谷市のテクノプラザおかや

長野県岡谷市が今年度、「『岡谷へ行こう』関係人口等創出・拡大事業」で取り組む市外企業のワーケーション受け入れが実現し、オフィス家具メーカー「イトーキ」(本社・東京都)の社員が14~16日、同市に滞在している。コワーキングスペースでテレワークを行い、合間に市内散策などの余暇を楽しんでいる。

市はビジネスマンに仕事の合間に岡谷の魅力を体感してもらい、移住や定住、企業誘致などにつなげる狙いでワーケーション受け入れ促進に取り組んでいる。これまでに、テクノプラザおかやコワーキングスペースの開設、ポケットWiFiや移動に便利な電動アシスト自転車(eバイク)の貸し出し、宿泊費などを補助する制度の開始など受け入れ体制を整えてきた。

補助制度の利用第1号となったイトーキのワーケーションは緊急事態宣言の影響で延期を重ね、ようやく実現。同社は在宅でもオフィスでも自分らしく働くためのアイデアなどを発信するウェブサイトも運営しており、社員の体験談を織り交ぜたワーケーションの紹介企画の取材も兼ねている。

仕事の合間に市内の名所や文化施設を訪れたイトーキの社員。諏訪湖周の眺望を満喫していた=鳥居平やまびこ公園

滞在中の社員4人は2日目の15日、朝からテレワークに従事した後、鳥居平やまびこ公園に移動して高台からの眺望を満喫した。社員の一人は「魅力的な資産を持つ市だと知れた。コワーキングでもストレスなく仕事ができたし、リフレッシュもできた」と笑顔。最終日は補助制度を活用してレンタルするeバイクでサイクリングを楽しむ。

市商業観光課はワーケーションの受け入れについて、新型コロナの感染状況が落ち着いたことから「首都圏や中京圏の企業とつながりがある工業振興課と連携し、積極的にPRに動きたい」と話した。

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