一の坂川に児童らゲンジボタルの幼虫 山口

ゲンジボタルの幼虫を放流する児童(一の坂川で)
山口市の大殿小の3、4年生約200人は14日、ゲンジボタルの名所として知られる同校近くの一の坂川で、ホタルの幼虫約1万3000匹を放流した。今回で35回目。
同校は、大殿地域の住民らでつくる大殿ホタルを守る会(福永俊明会長)と協力し、ホタルを増やす活動をしている。今年は5月末に成虫約100匹を捕獲し、山口ふるさと伝承総合センターで採卵・ふ化させた。
放流に先立ち、同校で「放流の集い」が開かれ、同会のメンバーが幼虫の飼育経過などを報告した。
その後、一の坂川に歩いて移動し、幼虫が入った水槽をそっと傾けて流した。
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