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荘内日報社

鶴ケ岡城の歴史学ぶ

鶴ケ岡城址の面影を残して再建された石組みなどを見学

 日本城郭協会選定の「続日本100名城」にも選ばれた鶴ケ岡城址(現鶴岡公園)について知識を深める「~城下町鶴岡を学ぶ~『鶴ケ岡城』についての勉強会」が20日、鶴岡商工会議所会館などで開かれた。室町時代の大宝寺城を礎に明治の廃藩置県に伴い1876(明治9)年に解体されるまでの沿革や造りを座学で学び、同公園周辺を歩いて面影をたどった。

 鶴岡商工会議所観光部会(部会長・橋本政之荘内日報社社長)が主催。続100名城選定や5年後の酒井家入部400年の節目の年を控え、城下町の面影が残る同公園周辺を市民も観光客も風情を感じる場としていくため、鶴岡の歴史の知識を深めていこうと企画。一般にも広く告知したところ、定員30人を上回る49人から申し込みがあった。

 この日は初めに橋本部会長が「関心の高さにうれしい限り。解体された百四十数年前の鶴ケ岡城の姿をどうにか今によみがえらせたい」とあいさつ。引き続き市史編纂委員の秋保良さんが講師となり、「鶴ケ岡城について」と題して資料を基に解説。元は武藤氏が築いた大宝寺城を、1603(慶長8)年に最上義光が自身の隠居城として鶴ケ岡城と改称したのが始まり。秋保さんは「その頃、酒田沖に大きな亀が上がったことから酒田の東禅寺城を亀ケ崎城としたことから、縁起がいいと鶴とした」と説明。また、お家騒動で最上家が改易になった後、22(元和8)年に酒井家の居城となり、町割りが進み現在の鶴岡の原形となった経緯を解説し、城の構造や現在地などを説明した。

 その後、小雪が舞う中、鶴岡公園周辺を歩いて現地研修。御角櫓跡の市役所交差点付近や土塁などを実際に見て歩き、希望者は鶴岡南高近くの新形口木戸跡を見学した。

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