うそ電話詐欺警戒警報発令で高齢者宅を訪問啓発 山陽小野田

高齢者に注意を呼び掛ける署員(市内で)
県内にうそ電話詐欺警戒警報が発令されたことを受け、山陽小野田警察署(福田利光署長)は12日、市内の高齢者世帯約100戸を訪問し、チラシを手渡すなどして被害に遭わないように注意を呼び掛けた。 全国地域安全運動(11~20日)も重なり、生活安全、地域、交通など各課から計8人が参加。一人暮らしの高齢者と高齢夫婦だけの世帯を分担して訪問し、留守番設定で相手の声を確認してから電話に出ることなどを説明した。 一人暮らしという70歳代の女性は「電話はいつも留守番電話にしているし、何かあったら家族の携帯に電話して確認するように心掛けている。長女も頻繁に来てくれるので」と応じていたが、警報の発令を聞き、改めて気を引き締めていた。 同警報は県警が今月から導入。6~8日に県内で5件のうそ電話詐欺を確認し、うち4件で被害があったため、8日に初の発令となった。4件の被害総額は約250万円で、いずれも市職員をかたる還付金詐欺だった。発令期間は14日まで。 同署には今年に入って9月末までに不審電話と思われる通報が6件寄せられている。7月3日には40歳代の会社員男性が50万円をだまし取られる被害に遭った。
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