プロ野球ドラフト会議 東三河から2人
11日に都内で開かれたプロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で、東三河からは愛知大学の安田悠馬選手が楽天から2位で、豊橋中央高校の星野真生選手が中日から5位で指名された。2人はそれぞれ学校で記者会見し、活躍を誓った。
楽天2位指名 愛知大学の安田選手
楽天から2位指名を受けた愛知大学の安田選手は11日夕、名古屋市東区の同大車道キャンパスで記者会見した。育成選手を除き、同大在学中での指名は安田選手が初めてという。
「今はめちゃくちゃうれしい」と語り始めた安田選手。指名されるかどうか不安で、名前が出た時には驚いて「ちょっと涙が出た」。
楽天については、みんなが仲が良い印象があるといい、尊敬するのは田中将大投手。「牛タンを食べてみたい」と笑わせた。
アピールポイントを尋ねられ「やっぱりホームランを打てるところ」と言い切った。ルーキーイヤーの目標は「レギュラーをとれるように頑張っていきたい」。蒲郡出身のソフトバンクの千賀滉大投手と対戦し「ホームランを打ってみたいです」と語った。
中日5位指名 豊橋中央高の星野選手
体育館で中継を見ながら萩本将光監督、高倉嘉男校長と待機していた星野選手。名前が読み上げられると、ほっとした表情を見せた。同校からのプロ野球選手は谷川原健太選手(2015年)、中川拓馬選手(20年)に続き3人目。
会見で「選ばれた瞬間は鳥肌が立った」と星野選手。「両親と同級生、後輩たちに感謝の気持ちを伝えたい」と語った。目標の選手像は「持ち味の守備を生かして粘り強い選手になりたい」と答えた。
対戦したい選手は広島の森下暢仁選手。中日について「応援していたチーム。自分も応援されるプレーをしたい」とうれしそうに語った。
萩本監督は「夢と目標を持って頑張ることの大切さを教えてくれた」と笑顔で話した。高倉校長は「ここから新しい旅が始まる」と激励した。
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