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伝統のしめ縄作り継承へ 児童ら、稲わらの編み方体験  大和村名音小

保護者からしめ縄の編み方を教わる児童ら=9日、鹿児島県大和村

 鹿児島県大和村(奄美大島)の名音小学校(桑鶴直幸校長、児童17人)で9日、子どもたちに集落の伝統を継承しようと、しめ縄作り教室があった。児童らは保護者の指導を受けながら稲わらを編む作業を体験した。

 しめ縄は集落の安全と五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統行事「奉納祭」と「豊年祭」で使われる。例年旧暦9月9日に合わせて行われるが、今年は新型コロナウイルスの影響で奉納祭のみの開催となる。

 毎年大人たちがしめ縄飾りを手作りしているが、児童らが作り方を習うのは初めて。PTA会長の重田茂応さん(43)は「集落で昔から行っているしめ縄作りを子どもたちにも伝えたい。作り方を覚えて、大きくなったら一緒にしめ縄を編んでほしい」と話した。

 児童らは、足で稲わらを押さえて両手で編み込んでいく作業に苦戦しながらも器用にしめ縄を作っていた。児童の一人は「何回かほどけたりしたけど友達と協力して最後は上手にできた」と初めての出来栄えに満足した様子だった。

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