ペンギンの赤ちゃん公開 アドベンチャーワールド
ペンギン型の帽子をかぶり、ペンギンの赤ちゃんに接する飼育スタッフ(和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで)
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は7日、施設で1日に生まれたエンペラー(皇帝)ペンギンの赤ちゃんの公開を始めた。
施設内の「ペンギン王国」1階で、ガラス越しに観賞できる。赤ちゃんは保育器の中で過ごすことが多いが、時間が合えば、飼育スタッフが餌を与える様子も見られる。
施設は、赤ちゃんが体重約500グラムになるまでは人の手で育て、後に親鳥へ返す方法を採用している。人の姿や声を親と認識しないよう、飼育スタッフは餌を与える際、ペンギン型の帽子をかぶり、声も出さないようにしている。
餌はニシンやオキアミ、生クリーム、水を混ぜたもので、注射器にチューブを付けて与えている。餌やりは1日に5回前後という。
飼育スタッフの長野真子さんは「生まれた時よりもしっかりしてきた。このまま元気に育ってほしい」と話した。
7日現在の体重は267グラム。順調に成長すれば、10月中にも親鳥へ返す。
施設によると、赤ちゃんの母親が産卵したのは7月29日。ふ化までは65日かかったが、ほぼ平均の日数という。施設で同種が誕生するのは昨年10月以来で、15例目。国内では最多になる。
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