地元食材にこだわった総菜入りのパン「宇部ちくわサラダパン」販売へ
新商品の宇部ちくわサラダパン(提供)
宇部市今村北4丁目の松月堂製パン(井上守社長)は、地元食材にこだわった総菜入りのパン「宇部ちくわサラダパン」を10月1日から県内外のスーパーや小売店で販売する。市制施行100周年を記念し、地元の企業の宇部蒲鉾(谷川惠信社長)、漬物を製造・販売している大黒屋(田村亮介代表)とコラボして開発した。
長さ12㌢ほどのパンの中に、県南西部の伝統的な漬物「寒漬」を詰めたちくわを入れた。パン生地には県産小麦「せときらら」を使い、マヨネーズを塗って焼き上げた。
フワッから始まり、プリッ、コリコリッとした三つの食感が楽しめるのが特徴。寒漬の甘じょっぱさとマヨネーズの酸味の絶妙なハーモニーは酒のつまみにも最適という。
100周年の節目の年に新商品を考えていたところ、取引先の山口銀行から宇部蒲鉾を紹介してもらい、今年の4月から話を進めてきた。ちくわの中に入れる相性のいい食材を何度も試行錯誤した結果、寒漬に行き着いた。
価格は1個140円(税込み)。県内の他、広島、福岡、島根の各県で販売する。
社長室マーケティングディレクターの井上聖子さんは「今までにない味のパンが完成した。一人でも多くの人に知ってもらい、定番商品になれば」と話した。
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