全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

脱炭素社会は地域で考え連携 江島経産副大臣と地元経済界代表が意見交換(酒田)

 政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現に向け、地域の将来展望など考察する意見交換会が25日、酒田市みずほ二丁目のガーデンパレスみずほで開かれた。江島潔経済産業副大臣と、地元経済界の代表が今後の方向性などについて意見を交わした。

江島副大臣(右)を迎えて開かれた意見交換会

 地元経済界で組織する実行委員会(代表・加藤聡加藤総業社長)が企画。江島副大臣は、市と酒田商工会議所が主催し今年8月に開催した「カーボンニュートラルシンポジウム」にオンラインで出演。同シンポに引き続き脱炭素社会に理解を深めるとともに、今後の流れをどう捉え、どう動くべきか共に考えていこうと開いた。

 市内では現在、風力や太陽光、バイオマスといった再生可能エネルギー施設が稼動。また、県と市は今年6月、洋上風力発電の拠点施設となる基地港湾の国指定を見据えた企業誘致、発電施設建設後における地域振興などを主な検討項目とする「酒田港基地港湾等カーボンニュートラルポート連携会議」を設立しており、脱炭素に向けた動きが加速している。

 この日は前田直之前田製管社長の司会で、江島副大臣と、飼料用米を全国に先駆けて導入、太陽光発電にも取り組んでいる平田牧場の新田嘉七社長、市内に工場を構え、水素社会の構築に向けた事業の展開を図る日本重化学工業の角掛繁常務、地元で積極的に風力発電事業に取り組む加藤総業の加藤社長と対面で意見を交わした。

 新田社長、角掛常務、加藤社長が自社の取り組みを紹介。これを受けて江島副大臣は「脱炭素は世界的な目標だが、その第一歩はそれぞれ地域で考えてもらうもの。官民が連携し協議を進めている山形、酒田の取り組みは、全国の素晴らしい手本になる」と評価した。

 同省が昨年7月、二酸化炭素を多く排出する非効率な石炭火力発電所を2030年度まで段階的に休廃止する方針を示し、この中に含まれる可能性が高い酒田共同火力発電(宮海)について「酒田共火は東北電力にとって無くてはならない存在だが、脱炭素に向けてどう展開するか。ハードルは高いと感じる」と話した上で、「石炭を使わないという選択肢はなく、二酸化炭素を出さないための技術開発は続いている。国内の全発電量に占める石炭火力発電量の比率は3割。このうち半分は旧式。酒田共火同様、多くがこの課題に直面している。丸山至市長は産業界を巻き込んでこの問題に取り組んでおり、感銘を受ける」と解説。参加した市民ら約60人は熱心に聴き入っていた。

関連記事

紀伊民報社

地域の名産を目指して 「てまり家」のカレーせんべい

 和歌山県田辺市上秋津の卸売業者「てまり家」(熊本幸夫社長)は、地域を盛り上げようと新土産「チンチーンカレーせんべい」の販売を始めた。  同社は梅の卸売りなどを手がけており、今回の商品は「お客さ...

むかわ竜実物化石を展示 4月穂別恐竜博物館開館

 むかわ町穂別博物館は14日、4月25日のオープンに向けて建設中の町穂別恐竜博物館の恐竜館を報道陣に公開した。町内で発掘されたカムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)の実物化石(全長8㍍)と全...

荘内日報社

摩耶山「しぼりたて」「にごり酒」 温海16店で限定販売 新酒発表会〝左党〟集う

 鶴岡市温海地域の越沢地区に湧き出る郷清水(ごうしみず)で栽培された「はえぬき」で仕込んだ摩耶山ブランドの新酒「しぼりたて」と「にごり酒」が出来上がった。20日から温海地域の酒店(16店舗)で限定販売...

みちびきの高精度測位で植栽省力化 幕別・大坂林業が内閣官房の「イチBiz..

 内閣官房が主催する、地理空間情報を活用したビジネスアイデアコンテスト「イチBizアワード」で、大坂林業(幕別町、松村幹了代表)が2025年度の最優秀賞に選ばれた。同社は日本が運用する測位衛星「み...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク