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釧路新聞社

ツブのブランド化へ試食会【釧路】

川島氏特製の南仏の伝統的な料理「ブランダード」をアレンジしたコロッケ

ひがし北海道ブランド化推進協議会(小船井修一会長)は26日、釧路産ツブのブランド化に向けて、東京から有名シェフら有識者を招いた会議と商品試作会を釧路センチュリーキャッスルホテルで開いた。南仏の伝統的な料理「ブランダード」をアレンジしたツブ貝コロッケを試食し、普及へ向けて意見を交わした。

 同協議会は①安定供給が見込める②真ツブ、灯台ツブ、青ツブなど種類があり、各種飲食店で提供できる③加工品として商品開発しやすい④グッズ展開しやすい⑤網で焼くなど観光コンテンツになり得る─としてツブ貝をブランド強化品目とし、消費拡大や観光客誘致につながる取り組みを行う。

 この日は、東京南青山のフランス料理店「ラ・ロシェル」総料理長の川島孝氏、首都圏の飲食店に地域食材を紹介する「食のショールーム・パルズ」の山崎友香代表、完全予約の寿司店「酢飯屋」の岡田大介社長、地域活性化支援やブランディングなどを支援する「国産」の影山恭英社長を招いた。

 会議には市水産港湾空港部の古川秀一水産統括監、市水産加工振興センターの鳴川慶一所長、駒形家の白幡慎太郎専務らも出席。コーディネーターをマルカツ吉田新聞店の吉田勝幸社長が務めた。3月に東京の歌舞伎座で釧路の水産加工品の人気投票でツブ貝は8位だったことや、道内の他地域産との差別化といった課題を共有。意見交換では、岡田氏が「北海道のツブ貝は人気があるがどこの地域のものという認識がない。地域ブランドを確立するチャンス」と述べ、ツブ貝のいずしなどを提案。川島氏はカルパッチョなど食感を楽しむメニューを紹介した。

 試食会では、川島氏が考案したツブに加えタラも入れたコロッケを試食。「ツブの食感が楽しめ、素材の良さが伝わる」などと好評を博し、市内の各飲食店が独自にアレンジして展開することや、釧路産のスケトウダラやマダラを使うことなどの意見が出た。「飲食店に限らず他業種でも事業展開が可能では」との声もあった。  川島、山崎、岡田、影山各氏は25日に来釧、白糠町の酪恵社でチーズなどの商品を視察し、鳥取神社では鹿肉の試食会を行った。

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