写真投稿で赤土対策 八重山JCがSDGs事業

「やえやま大作戦」をPRする八重山青年会議所のメンバーとインフルエンサーら=25日午後、同会議所
八重山青年会議所(国仲恵亮理事長)は創立60周年事業としてSDGs普及事業「やえやま大作戦~ひとつの投稿が一粒の種に~」を26日、開始する。SDGsの周知と理解促進を目的に未来に残したい八重山の写真を募集、モザイクアートとして石垣市新庁舎に展示する。応募数に応じてひまわり畑も作るため、写真投稿で持続可能な社会実現に貢献できるとしている。
石垣市とのSDGs推進連携協定に基づく活動で「海の保全」をテーマに展開する。投稿は、SNSのインスタグラムに写真添付と「#やえやま大作戦」のタグ付けすること。メール投稿はQRコードから応募できる。
期間は10月26日までの1カ月間。目標投稿数はSDGsの国際指標2030年に合わせ2030枚、1人複数枚の投稿も可能。
投稿された写真は縦2㍍横4㍍のモザイクアートの素材に使用する。12月には新庁舎に設置する。1投稿当たり10円として同会議所が総額分のひまわりの種を購入し、赤土流出防止対策として約4000平方㍍分のひまわり畑を作る。場所は市赤土等流出防止営農対策地域協議会と調整する。
事業の周知を図るため、SNSで影響力のある市内在住のインフルエンサー古見みのりさん(32)、金城佳祐さん(24)、小松仁実(30)も協力する。モザイクアートは東京在住のイラストレーター大久保美穂さん(30)が手掛ける。
国仲理事長は「子ども、成人、お年寄りまで全ての方を対象にSDGsに関わってほしい。八重山の持続可能な美しい姿を残したい」とPR。インスタグラマーの古見さんは「SNSを通して事業を認識してもらいたい。ひまわりを植えた後も写真で伝えられたら」と述べた。
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