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地域紙「日刊とまこまい」見つかる 当時の暮らしぶり伝える貴重な史料

太平洋戦争終結から2年後の1947年9月~48年9月の1年間、週2回発行されていた地域紙「日刊とまこまい」がこのほど、苫小牧市拓勇東町6の野土谷末松さん(93)宅で見つかった。紙面は苫小牧市制施行後間もない48年5月30日付で、紙齢は第125号。市美術博物館の学芸員は「現物は非常に珍しく、貴重」と語る。

野土谷さん宅から見つかった「日刊とまこまい」の現物紙面

 日刊とまこまいはB4判表裏2ページ。紙焼けや折れ、破れた部分があるが、欠けた箇所はなく保存状態は良好だ。47年6月から8月まで発行されていた「北海民報」が前身で、毎週木曜と日曜に出されていた朝刊紙。休刊後も「道南新聞」と題号を変え、49年10月まで続いた。

 市美術博物館で歴史を担当する学芸員の佐藤麻莉さん(32)は「保存状態の非常に良い現物が出てきたということ自体が大発見」と話す。

 紙面は1面で第2回市議会の開催や第1回児童福祉週間の実施、支笏湖のヒメマス解禁などを報じている。広告欄では、当時の厚真村や地元の自動車運輸業者らが市制施行を祝福。苫小牧味噌醤油株式会社の工員募集広告や大町にあった映画館・旭館が洋画「ガス灯」を近く上映する旨の告知も掲載されている。

 「当時の人たちの関心が高そうな話題を伝えており、暮らしぶりを知る上でも貴重。第一級の史料」と佐藤さん。持ち主の野土谷さんによると、自宅2階の自室に長らく保管されており、私物を整理した際に出てきたいう。「貴重な資料ということであれば美術博物館に寄贈し、大事に扱ってもらいたい」と述べた。

 日刊とまこまいは歴史的な価値を持つ資料の一つとして、国立国会図書館(東京)がマイクロフィルムをデジタル化して保存している。マイクロフィルムは45年9月から49年10月にかけ、連合国軍総司令部(GHQ)のマッカーサー指揮下で戦史の編さん作業に当たったゴードン・W・プランゲが78年ごろまで作製した。新聞や雑誌、書籍、小冊子などの出版物は当時、厳しい検閲下に置かれていた。

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