ISC 2銘柄 世界で最高賞 八重泉、優秀酒造所にも

国際的な品評会で八重泉酒造が最高賞を受賞し、座喜味社長(右)が受賞報告を行った=24日午後、市役所
国際的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」の焼酎部門で、㈲八重泉酒造(座喜味盛行代表取締役社長)の泡盛2銘柄がトロフィー(最高賞)を受賞した。同コンペで「ショーチュー・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」(優秀酒造賞)にも選ばれた。
八重泉酒造は同品評会に6銘柄を出品し、3銘柄が金賞以上の「ダブルゴールド」に決定。7月にはさらに上位の最高賞として、琉球泡盛「島うらら」「八重泉Gold」の2点が選ばれた。焼酎部門の「トロフィー」には他社含め5銘柄が選出。八重泉酒造は今回初めての出品だった。
24日午後、市役所で行われた報告会で座喜味社長は「賞を頂いたことで海外の反響があった。9月にはドイツへの出荷も決まった」と笑顔。
取材に同社長は「世界的なコンペでの最高賞は酒造りの自信になる。地元を中心に日本全国、世界へ酒が広まっていけたら」と泡盛普及に期待した。
報告を受けた中山義隆市長は「観光業が厳しい中、製造業が頑張っていてありがたい。(最高賞の商品は)ふるさと納税の返礼品でもあるので宣伝したい」と祝福した。
関連記事
静けさの中、片付け 帯広・藤丸閉店から一夜
122年間の営業を終えた帯広の百貨店・藤丸では1日、静まりかえった館内で片付けが始まった。 食器など生活雑貨を販売していた5階フロアでは、食器やタオルなど商品を袋や段ボールに詰める作業が...
長野県人口22年ぶり社会増 総人口21年連続減少
長野県は1月31日、毎月人口異動調査に基づく2022年の人口増減を公表した。外国人を含む県の総人口は23年1月1日現在201万6467人で、前年同日と比べて1万3074人(064%)減り、21年連続で減...
八峰町の小池さん、作曲家プッチーニ直筆手紙を寄贈 アトリオンで公開
秋田市中通のアトリオンで、オペラ「蝶々(ちょうちょう)夫人」や「ラ・ボエーム」などで知られるイタリアの作曲家プッチーニ(1858~1924年)の直筆手紙が展示されている。八峰町八森の小池加...