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十五夜に「トゥンガモーキャ」 子どもが家々回り、お菓子集め厄払い 与論町

「トゥンガ、トゥンガ」と声を上げながら、供え物のお菓子をもらう子どもたち=21日、鹿児島県与論町

 旧暦8月15日の21日夕、鹿児島県与論島の各地で、十五夜の伝統行事「トゥンガモーキャ」があった。与論町茶花の繁華街・銀座通りでは、店舗や住家の軒先に住民らがお菓子などを供え、子どもたちが「トゥンガ、トゥンガ」と言いながら、その供え物をもらい歩く歓声が響いた。

 与論島の方言でトゥンガは「餅」、モーキャは「儲け」を意味し、「トゥンガヌスドゥ(餅盗み)」とも呼ばれる。国指定無形民俗文化財「与論十五夜踊」の旧暦8月の開催日と同日に行う。

 島民や文献などによると、十五夜に供えた餅や団子を、子どもたちがこっそりと取り集める慣習が姿を少しずつ変化させながら現代に残った。供えたお菓子が無くなることは、家の厄が払われることを意味し、縁起がいいとされている。

 親子で銀座通りの各店舗などを巡っていた児童は「お菓子をいっぱいもらえて楽しい」と笑顔を見せた。

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