シマグワで健康に 知名町 町産加工品、8施設に寄贈
知名町の担当者(右)からシマグワ商品を受け取る特別養護老人ホームさくら園の坂井施設長=7日、鹿児島県知名町
鹿児島県知名町(沖永良部島)は7日、「桑の日」(8日)にちなんで町産のシマグワ粉末スティック(2グラム)計600本を町内8福祉施設に贈った。
同町はシマグワ生産と加工品製造に力を入れている。「桑の日」には毎年イベントを企画しているが、今年はコロナ禍で開催できず、加工品の寄贈に切り替えた。
この日、町の担当者からシマグワ粉末を受け取った特別養護老人ホームさくら園の坂井一夫施設長は「大変ありがたい。クワは健康にいいと聞いているので、利用者、入所者にクワ茶で長生きしてもらいたい」と感謝していた。
町農林課の吉田雄輝さんは「施設の利用者、スタッフの免疫力と、『シマグワ=健康』のイメージを高めてほしいという思い。9月いっぱいは関連商品をお得に買えるキャンペーンを予定しているので、この機会にシマグワに触れてほしい」と話した。
「桑の日」はクワの栄養や効果、歴史を普及し、クワに感謝するため、福岡県でクワ商品を取り扱うお茶村社が申請し、制定された。
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