全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

長野県茅野市高部の土石流 災害ボランティア受け入れ

民家の敷地に流れ込んだ泥を袋に詰めて運び出す災害ボランティア

 長野県茅野市高部で発生した土石流災害を受け、市災害ボランティアセンター(事務局・市社会福祉協議会)は7日、ボランティアの受け入れを始めた。茅野シティホール駐車場(同市安国寺)に設営したテントを本部とし、12日まで市内在住の中学生以上を対象にボランティアを募る。初日は一般や市職員、諏訪圏青年会議所メンバーら約40人が参加。要請のあった被災住宅に赴き、泥出しなどの作業に励んだ。

 市社協によると、住民への聞き取りで6日までに17軒のボランティア派遣の要望が寄せられた。今後も聞き取りを続ける。この日はチームごとに高部の9軒で泥の搬出作業などに当たった。

 一人暮らしの89歳女性の住宅では、庭一面に泥が押し寄せた。泥は玄関で止まり、床上までは入ってこなかったという。女性は「ボランティアが来てくれてうれしい。一人で片付けるのは無理」と感謝した。高部公民館近くに住む会社員の小林千浩さん(58)は玄関先の床下まで堆積した泥を重機で取り除いてもらい、「助かった。土砂は20トンもあった。手作業ではとてもできない」と、少しほっとした様子だった。

 ボランティアに参加した氏家真二郎さん(59)=豊平=は「災害はいつ起きるか分からない。こうした活動で地域のつながりが強くなれば」と話した。そば店経営の両角芳隆さん(49)=北山=は、所有する小型ショベルカーを2トントラックに載せ、=重機ボランティア=として参加。一昨年の台風19号災害でも重機ボランティアとして千曲川流域の被災地に半年間通ったという。「知り合いもいるし、地元の人が困っているので協力したい。当分、手伝いに来たい」と話していた。

 ボランティア参加希望者は当日、シティホール駐車場に集合する。受け付けは午前9時~同11時。問い合わせは同センター(電話080・6781・8852)へ。

関連記事

紀伊民報社

異なる視点で「化学変化」 通信大手と地域企業

 和歌山県田辺市で通信大手NTTドコモの社員3人が、全く異なる分野の事業課題解決に挑む「越境学習」を始めた。農業から米穀販売、飲食業まで手がける「たがみ」(田辺市湊)と、地域ブランドの熊野米を活...

「農家のパスタ店」1周年 育てた野菜、特産も提供 池田の八木さん

 道東自動車道の池田インターチェンジを降りて国道274号を本別方面に向かうと、農家の住宅内に3月でオープン1周年を迎えた「道行パスタ店」(池田町信取74ノ1)がある。八木茂美代表(66)は「大勢の...

荘内日報社

みずみずしい湯田川孟宗集荷 27日直売所オープン 「表年」豊作見込む

 鶴岡の春の味覚「湯田川孟宗(もうそう)」の集荷が、25日に始まり、鶴岡市湯田川にあるJA鶴岡の集荷所に朝掘り採れたてのみずみずしい孟宗が次々と持ち込まれた。集荷作業の開始は平年並みだが、今年は豊作...

宇部日報社

商店街の魅力に触れる 新天町でウオーキングイベント【宇部】

 宇部市スポーツコミッション(長谷亮佑会長)主催の新天町アーケードウオーキングが24日、宇部新天町名店街で行われた。67人が参加し、往復800㍍を思い思いのペースで歩きながら商店街の魅力に触れ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク