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児童の力作ずらり 夏休みの自由研究や工作 海星小

児童らの夏休みの成果が発表された海星小学校の夏休みの作品展=3日午前、同校体育館

 夏休みが明け2学期が始まった郡内の各小学校では、夏休み中に児童が取り組んだ自由研究や工作などを集めて展示会が開かれる。このうち海星小学校(﨑山麻希校長、児童103人)では3日、体育館で「夏休みの作品展」が開かれた。

 通常は、作品を作った児童がほかの児童や保護者らに展示を説明していたが、今回は新型コロナウイルス感染予防対策のため、児童を高学年と中学年に分けたほか、保護者が見学できる時間帯も別で設けた。

 会場には近年、150年来の擬態の謎が解明されたシロオビアゲハの詳細な観察記録や新聞の切り抜きなどを活用した「カンガマー新聞」や釣った魚の魚拓作成など個性豊かで大人顔負けの作品が展示された。

 比嘉友愛さん(4年)はニワトリの卵の人工ふ化に挑戦。ふ卵器の機能をインターネットでしらべて自作したがふ化には失敗。鳥類の卵のふ化には欠かせない「転卵」や温度、湿度管理の難しさが反映した。2度目の挑戦は既製品のふ卵器を使い、卵の重さを計るなど観察を続け無事、ふ化に成功させた。ふ化後は刷り込みの実験や日々の成長を観察し、6枚に及ぶ全紙サイズのポスターにまとめた。

 比嘉さんは「2~3時間ごとに行う転卵作業が大変だった。今後は観察を通し疑問として残ったヒヨコの鳴き声の使い分けなどを冬休みなどに研究したい」と話した。

 見学に訪れた保護者らは児童たちの夏休みの学習成果に興味深く見入った。

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