八峰町の漁港に活気 沖合底引き網漁解禁

沖合底引き網漁が1日解禁され、カレイやイカを積んだ漁船が夕方帰港(八峰町の八森漁港で)
休漁していた日本海の沖合底引き網漁が1日解禁された。初日から天候に恵まれ、八峰町の八森、岩館両漁港では7隻が出漁してカレイやイカ、エビ、アンコウなどを積んで夕方に続々と帰港。船着き場や荷さばき場は、荷下ろしなどの作業、競りに関わる関係者で活気づいた。
底引き網漁は資源保護のため7、8月が休漁と定められている。両漁港を管轄する県漁協北部支所の7隻は、エンジンや船体のメンテナンスを行って漁の再開に備えてきた。
解禁日の1日は晴天で海の状態も良く、両漁港に所属する底引き網船が出漁。このうち、第二十三茂浦丸は午前1時30分ごろに八森漁港を出港し、午後5時すぎに帰港した。カレイやマイカ、アンコウなど約4㌧の水揚げがあり、船員や漁港職員が魚の入った発泡スチロール箱を次々と船から降ろし積み重ねていった。
新型コロナウイルスの影響による魚価の低迷や、漁業者の高齢化など漁業を取り巻く環境は年々厳しさを増しているが、関係者は豊漁が続くことに期待を込めながら初日の漁を終えた。
第二十三茂浦丸船長の船越守さん(64)は「天候に恵まれて1日から漁ができ、昨年の初漁に比べて倍ぐらいの成果があった。ただ、コロナの影響が続いているため昨年と同じように需要が減っているのが心配。早く収まってほしい」と話していた。
同漁港では午後7時ごろに競りが始まり、仲買人や鮮魚店関係者の活気に包まれながら、水揚げされたばかりの魚介類が次々と競り落とされた。
同支所によると、天候などの影響で初出漁が1週間ほど遅かった昨年と比べると、今年の初日の水揚げ量は倍以上となり、単価も昨年より上がり、全体的に平年並みとなったという。ある仲買人の男性は「首都圏での需要が見込めないため、現在の出荷先は県内が中心。初日は単価が高くなるが、今後は下がっていくだろう」と話した。
同支所では「昨年は天候不良やしけの影響で9月は6日間しか出漁できなかった。今年は天候に恵まれて漁が続くことを願っている」とし、コロナ下の漁価の推移を見守りたいとした。
同支所管内の沖合底引き網漁は、例年9月はカレイやイカ中心の水揚げが続き、10月はスケトウダラ、11月にはハタハタ、12月にはマダラ漁が盛期を迎える。
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