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4地区でこども食堂 子供と大人の交流の場に NPO法人ウテカンパ 白老

白老町のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は町内で「こども食堂」の活動に乗り出した。各所の生活館などを会場に毎月1回、巡回方式で開き、地域の子供たちに食事を無料で提供する。田村代表は「子供たちや親の交流の場になれば」としている。

社台で開かれたこども食堂で、カレーライスを受け取る幼児

 町内で福祉や文化の活動に取り組む同団体は、地域の子供たちや親などが集まり、つながる場をつくりたいと、こども食堂を計画。フードバンクや支援者から食材の提供を受け、一緒に食事しながら楽しく交流する場を設けることにした。

 東西に長いまちの形態を考慮し、社台、白老、萩野、竹浦・虎杖浜の4地区を巡回しながら毎月1回、開く計画。生活館や公民館などを会場に、高校生以下の子供たちに食事を無料で提供する。大人からは1人300円を寄付してもらい、活動資金に充てる。

 「チャムセ チャムセ」(アイヌ語でもぐもぐ食べるという意味)と名付けたこども食堂は、28日に社台のカフェ・ミナパチセで初めて開催。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が北海道に発令されたため、スタッフが作ったカレーライスやポテトサラダを持ち帰ってもらうテークアウト方式で実施した。地域の子供9人と大人7人が同店を訪れ、笑顔で食事を受け取った。

 1歳の幼児とやって来た清川彩さん(34)は「地域の人たちと顔見知りになれるすごくいい取り組みだと思う。機会があれば、また参加したい」と話した。

 町内では福祉施設を固定会場に、子供たちも参加する地域食堂の活動が行われているものの、各所を移動しながら開催する方式は初めて。田村代表は「各地区でこども食堂を展開し、子供も大人も元気になれるような地域コミュニティーの場にしていきたい」と張り切る。

 9月は11日に虎杖浜生活館で予定していたが、緊急事態宣言を受けて施設が臨時休館となったため、日程や会場を改めて検討する。食材提供や調理サポーター、会場で行う遊びや学習支援の協力者も募集している。

 問い合わせは田村代表 携帯電話080(1874)3624。

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