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北羽新報社

五輪でスケボー人気急上昇 三種町の施設利用者も急増中

上達目指してスケボーに熱中(三種町鹿渡の琴丘スケートボードパークで)

 能代山本のスケートボード愛好者が三種町鹿渡のことおか中央公園内に開設している「琴丘スケートボードパーク」で、週末を中心に町内外の愛好者が滑りに熱中する姿が見られている。東京五輪で競技に採用され、日本勢のメダルラッシュの活躍もあって全国的にスケボー人気が急上昇。同パークでも五輪前後で利用登録者が20人ほど増えたといい、愛好者が上達を目指して心地よい汗を流している。
 同パークは、三種町や能代市の若者らで構成する「LINK SKATE BOARD」(リンクスケートボード)が管理・運営。町の協力を得て、ことおか中央公園内に滑走面を湾曲させた大小のコース(ランプ)などを手作りし、昨年4月から本格開放している。スケボーの専用施設は県内でも数少なく、町内外から幅広い年代の愛好者が訪れ、思い思いに滑りを楽しんでいる。
 リンクスケートボード代表の工藤要さん(43)=同町鹿渡=によると、利用登録者は五輪前後で約20人増えて167人に。「五輪開催中は毎日のように登録者がいて、利用者はかなり増えた印象。夏休みが重なったこともあって、町内の子どもたちの利用も増えた」と言う。
 好天に恵まれた日曜の29日も、のどかな公園内にスケボーの滑走音が響いた。家族で訪れた能代市の男性(39)は、テレビで見た五輪選手の滑りに「すご過ぎて、次元が違った」と感想。自身は「子どもと一緒に滑ることができたらと、スケボーを始めた。大人になってからだと覚えるのに時間がかかるが、いい運動になります」と話し、のみ込みの早い小学生の娘の上達ぶりに目を細めていた。
 秋田市の会社員、畠山紘大さん(27)は「スケボーは1人でも滑ることができるが、集まった人同士で技を教え合ったりして、つながりが持てるのもいいところ。今の目標は、スケボーのうまい格好いいパパになることです」と笑顔で汗を拭った。
 工藤さんは「このパークから大会に出るような選手を出すのは難しいかもしれないが、裾野を広げることにつながるのでは」と話す。同パークには利用規則があり、初回利用時のメッセージ送信、利用時の名簿記入、10歳以下は保護者同伴などに協力を求めている。

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