恒久平和へ誓い新た 奄美大島宇検村で対馬丸慰霊祭

対馬丸慰霊碑に花を手向け犠牲者を追悼する参列者=28日、宇検村
太平洋戦争終結1年前の1944年8月、米軍の魚雷で子どもを含む1400人以上が犠牲となった「対馬丸」の沈没から今年で77年が経過した。慰霊碑が立つ鹿児島県宇検村の船越海岸で28日、地域住民らが鎮魂の思いを胸に慰霊祭を開き、恒久平和への誓いを新たにした。
対馬丸は44年8月21日、学童や一般疎開者ら約1700人を乗せて沖縄県那覇港を出港。翌22日、鹿児島県悪石島沖で米潜水艦の魚雷を受けて沈んだ。宇検村や大和村、瀬戸内町にわずかな生存者と多くの遺体が流れ着き、住民が救護や埋葬に当たった。
宇検集落では犠牲者を悼み、史実を後世へ伝えようと、村の協力も得て2017年3月に慰霊碑を建立し、毎年慰霊祭を行っている。5回目の今年は新型コロナウイルス感染防止のため、昨年に続いて少人数の参加とし、植田英吉区長(66)ら集落役員と村職員ら計15人が参列。同集落では午前10時に集落放送を流して、住民が黙とうをささげた。
慰霊祭には当時を知る大島安徳さん(94)=同村宇検=も出席した。大島さんは犠牲者の遺体収容に当たった記憶を振り返り、「痛ましい事件だった。ここへ来ると戦争のおぞましさ、平和の尊さを実感する。生きている限りは慰霊祭に参加しないといけないと思っている」と力を込めた。
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