“氷河期世代”の就職支援(山形労働局)35-54歳対象にキャリアアップ面談会
「キャリアアップ就職面談会」が26日、鶴岡市勤労者会館で行われた。
各企業の人事担当者と求職者が面談
鶴岡・酒田の6月(7月末発表)の求人倍率はハローワーク鶴岡管内が1・57倍(前年同月1・29倍)で、ハローワーク酒田管内が1・44倍(同1・11倍)。求職者数は鶴岡管内が1925人(同2071人)で、酒田管内が2258人(同2237人)となっている。
今回の面談会は、就職することが難しい「就職氷河期」といわれた世代を支援しようと山形労働局が企画した。ハローワークに求人を出している製造、土木、福祉、サービス業など10社が参加。35~54歳までの仕事を求めている人を対象に各企業の人事担当者と面談の場を設けた。
製造業の人事担当者は「昨年の春に全国規模の緊急事態宣言が出されたときは弊社としても大きな打撃を受けた。その後は持ち直し、いまは働き手がほしい」と現況を語った。
面談会の担当者は「就職氷河期の時代は非正規雇用にとどまる人たちが多かった。そうした人たちが正社員として働けるよう支援するのが今回の面談会。企業と求職者がうまくマッチングできれば」と話していた。
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