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西表島などで2学期スタート 与那国町でオンライン授業も

コロナ禍2年目の2学期が始まった。「おしゃべりすごろく」で転入生と交流を深める児童ら=26日午前、白浜小学校

 【西表・与那国】竹富町西表島と与那国町の小中学校計9校で26日、2学期が始まった。コロナ禍の夏休みを過ごした子どもたちが元気よく校門をくぐり、教室に明るい笑い声が戻った。

 新型コロナウイルスの「第5波」は収まる気配をみせず、夏休み期間中にコロナ陽性者と接触したため、自宅待機で新学期を迎えた児童生徒も。与那国町では自宅待機の児童にギガスクール構想で一人一台導入した端末を持ち帰らせ、オンライン授業の試験運用も始めている。

 竹富町では授業時数を確保するため、2022年度から夏休みの後半を従来より短くし、8月下旬から全校一斉で2学期を始業する方針。今年度は先行実施として町内で希望校を募り、白浜小を含む西表島内の4校が26日から2学期を開始した。

 このうち白浜小学校(武冨悟校長、児童9人)は体育館で始業式をした後、各クラスで授業を行った。3・4年生の複式学級は、道徳の時間を利用して転入生の児童と「おしゃべりすごろく」で交流を深めた。

 夏休みの思い出について4年生の下地葵さん(9)は、船浮の桟橋で飛び込んだり、イダの浜で泳いだりしたことが印象深く残っているという。釣りざんまいの夏休みを過ごした3年生の水谷貫太君(同)は、30㌢のヤイトハタ(ミーバイ)を釣ったことが忘れられない。2学期の目標に「SUPの全国大会で優勝したい。勉強もSUPぐらい頑張りたい」と頼もしく話した。  与那国町では、コロナ陽性者の濃厚接触や島外から帰島後PCR検査結果が出ておらず自宅待機中の児童生徒もいる。始業式は各教室と校長室をオンラインで結んだり、自宅からオンラインで参加させたりした。

 今後は9月10日から全児童生徒に端末を持ち帰らせ、教室の授業をオンラインで受けられる体制も構築していく。ある学校職員は「これまでコロナで授業がストップすることもあった。端末をうまく使って授業を進めていきたい」と期待した。

 2学期終了は両町とも12月24日。

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