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「琉球郵政人の熱き闘い」発刊 尖閣諸島などの切手発行の経緯紹介

復帰前に琉球政府郵政庁が尖閣諸島とアホウドリの切手を発行するまでの経緯をまとめた小冊子と絵はがきのセット

 【那覇】尖閣諸島文献資料編纂会(新納義馬会長)はこのほど、復帰前に琉球政府郵政庁が尖閣諸島とアホウドリの切手を発行するまでの経緯を小冊子「琉球郵政人の熱き闘い」にまとめた。

 尖閣諸島の石油資源をめぐり台湾や中国と対立していた当時は日米両政府の厳しい検閲があり、尖閣を表す切手の発行は至難の業だった。

 同庁職員は1971年に琉球大学調査団が尖閣諸島で発見したアホウドリを切手にする機密プロジェクトを企画。沖縄の海と空、島をモチーフにした海洋シリーズとして製作し、発行を成し遂げた。

 冊子では米軍占領下に発行された琉球切手の歴史も紹介。48年から72年までに米軍票B円や米㌦の切手計259種が製作されたという。

 同庁やアホウドリの写真、琉球切手、海洋シリーズなどを絵はがきにした。同会は「当時の職員たちの偉業を知り、県民の誇りとして忘れないでほしい」と話している。

 小冊子は14㌻。絵はがき12枚とセット(税込み300円)で販売している。問い合わせは同会(070―5415―6349)、ホームページ(https://senkakudmca.zouri.jp)。

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