幻の聖火そり乗って 競馬場で展示 ばんえい十勝
帯広競馬場に展示されている聖火リレーのそり。来場者の撮影スポットにも
ばんえい十勝(帯広市主催)は帯広競馬場の入り口で、東京五輪の聖火リレーで使われる予定だったそりを展示している。五輪への思いをつなぐはずだった“幻”のアイテムが現れ、来場者の関心を集めている。
帯広競馬場での聖火リレーは6月13日、同競馬場でばん馬の引くそりに地元ランナーが乗り、つなぐ予定だったが、北海道の緊急事態宣言延長に伴い、中止となった。
そりは五輪をイメージした青が基調のカラー。ばんえい競馬で使われているそりと同型のものに、聖火ランナーが乗る部分を後部に取り付けている。同競馬場ではスタンドをイメージした写真パネルの前に展示されており、実際に乗ることも可能な撮影スポットとなっている。
ばんえい十勝は「コロナ禍で聖火リレーはかなわなかったが、五輪やばんえいに思いをはせるスポットとして競馬場に足を運んでもらえたら」(広報)としている。
入り口でのそりの展示は9月6日まで。その後は場内インフォメーション横にて展示する予定。
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